今回は保険ネタです。

新型コロナウイルスの問題もあって報道があまりされていませんが、自転車保険の義務化地域が全国的に広がっています。実際、4月1日から東京都内が義務化されました。この動きは全国的に拡大しており、もはや自転車に乗るなら自転車保険は必須なものとなってきています。

 

 

この流れは大都市だけでなく、地方にも広がっており、早い時期から義務化された兵庫県や大阪府をはじめ、その他の主要都市では仙台市、神奈川県、名古屋市、京都府などが義務化、福岡県は現在努力義務ですが10月1日から義務化となることが決まっています。そのほかの地域でも義務化や努力義務などになっている地域は拡大していっています。

 

そして、注意しなければならないのは、自転車保険の義務化地域というのはその場所において自転車を運転する人に対して義務ですので、その人が住んでいる場所は関係ないということです。現時点で義務化ではくなく、努力義務の千葉県に住んでいる人でも、自転車で東京都に入ってしまえば自転車の保険は義務となります。

 

                                

もともと、自転車の事故に関しては昔からありましたし、今さら遅いという考えの方もいらっしゃると思います。

                       

そこで万一のために、高額の賠償責任を負ってしまった場合でも払えるようにしておくのは当然の備えで、自分が被害者になってしまったときにも相手にはきちんとそういった保険に入っていてほしいものです。

 

 

 

    

実はすでに加入済みかも??

よくある実際の話しですが、

知らないうちに自転車事故の際の補償のついている保険に加入しているというケースはたくさんあります。

   

 

というのは、この義務化については自転車を運転中の賠償責任を補償する保険であれば何でもよいということになっています。

 

 

そうなりますと、自動車保険や火災保険、クレジットカードのオプション(特約)として「個人賠償責任特約」が自転車の運転中の賠償責任をカバーしていれば義務化の自転車保険に加入していることになります。※実際にほとんどの個人賠償責任保険・特約で自転車の運転中の事故に関しては補償されています。

 

 

 

 

具体的には以下のような保険になります。

 

  • 単体の自転車保険
  • 自動車保険の特約
  • 火災保険の特約
  • 傷害保険の特約
  • クレジットカードに付帯している保険
  • 学校やPTA、大学の生協などで加入する保険
  • 自転車店で貼られるTSマークによる保険……etc.

 

あと、保険料についてですが、単体の自転車保険で月額300円代~ですが、各種保険の特約では月あたり100円代~と安くなっています。しかし、安いからよいというものではありません。

 

実際に事故を起こしてしまったときの賠償額の上限が重要となります。

現在のところ特約などに付いてくる保険ではだいたい1億円が上限の保険が多いようです。そして単体の自転車保険では2億円が主流となっています。

 

逆に1億円未満の補償については要注意となってきます。

そして、家族のいる人は補償範囲にもご注意です。自分1人だけをカバーするのか家族全員をカバーするかの違いもあります。自動車保険の特約などでは家族全員をカバーすることが多く大家族の人はお得になります。

 

 

さらに、保険の重複も確認が必要です。個人賠償責任特約はさまざまな保険につけられますので、複数につけてしまっては保険料が無駄になって、もったいないです。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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