政府が国民に一律10万円を給付するいわゆる「特別定額給付金」のオンライン申請が5月1日から順次始まりました。5月7日から受け付けを始める自治体も多いそうで、GWの連休明け(7日もしくは11日)から本格的に動き出しそうな雰囲気です。

                               

                         

まず、以前にも記載した通り、給付金のオンライン申請には「マイナンバーカード」が必要になります。そして、実際はこのマイナンバーカードだけで申請が済む話ではないのです。実際のオンライン申請で必要になるものをまとめてみました。

                       

    

オンライン申請の高い壁

 

オンライン申請はパソンコンからとスマートフォンからの2種類があります。

まず、パソコンから申請する場合ですが、

 

1、マイナンバーカード
2、マイナンバーカード作成時に登録した「署名用電子証明書の暗証番号」
3、希望する本人名義の振込先の銀行口座
4、銀行口座の確認書類(通帳やキャッシュカード、ネットバンキング画面の写しなど)
5、対応したWebブラウザ(パソコンにインストールする必要がある場合あり)
6、マイナンバーカードを読み取る機器(ICカードリーダーもしくスマートフォン※)

※カードの読み取りにスマートフォンを使う場合は専用アプリをスマホにインストールする必要があります。

   

一方、スマートフォンから申請する場合ですが、必要なものは上記とだいたい同じです。ただし、自分の使っている機種が対応しているか、確認する必要があります。機種でいうとiOSはiPhone 7以降、Androidのスマートフォンはだいたい2016年後半以降に発売された機種が対応しているそうです。

 

ここまで書いてきましたが、

自分でもだいぶ大変だなと思います。

 

マイナンバーカードは今年初めに作成済みで持っていますが、それまでは通知カード(紙)をずっと財布の中に入れっぱなしでだいぶヘタレていました。

ただ、マイナンバーカードの交付申請をしてから1か月くらい待たされたのを憶えています。そして、交付可能の連絡が来て、窓口に取りに行きました。

 

その時に暗証番号やらパスワードやらいろいろ設定したのも憶えています。後で設定できるのもあるのですが、いっぺんに済ませたかったのでその場で設定し、時間はすべて終わるのに30分以上かかりました。

 

このことを今現在やろうとすると、かなり時間と労力、そしてリスクが伴います。マイナンバーカードの発行手続きや暗証番号を忘れてしまったための変更手続きなど今窓口はたいへんなことになっているようです。

 

少し待つことになると思いますが、自治体から郵送されてくる申請書を待ってから、郵送での申請が確実だと思います。

 

また、給付金は必ずもらえるものなので、焦ってオンラインで申請する必要はないのです。

 

ここでのオンライン申請の意義はインターネットを使った行政サービスとして認知・普及にあると思います。

 

複雑な暗証番号やパソコン・スマホ等の機器操作など、使い慣れない人にとっての煩雑さの課題はあるものの、やはり便利なサービスであることは確かです。

 

また、普段は出番がない、財布の奥で眠っていたマイナンバーカードにスポットライトが当たったことも何となく嬉しかったです。

 

いろいろ書いてきましたが、わからないことがあれば、餅は餅屋、専門家に相談し、任せることも必要だと思います。

 

当事務所でも様々ご相談、ご要望をお待ち申し上げております。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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